こんにちは。税理士の川里です。
第15回目のコラムは、「贈与」について事例を交えながら書いていきたいと思います。
まずは事例です。
事例1
私の父は資産家で、私は一人娘です。
父は自分が亡くなったら相続税がかかってしまうことをとても気にしています。
そのため、110万円までだったら贈与税がかからないからと、毎年お金を贈与してくれていました。
数年前に投資用タワーマンションを買うことになり父に相談したところ、2,500万円出してくれることになりました。
しかし、受取ることで贈与税がかかるのではとネットで調べると
「相続時精算課税制度」を選択すれば2,500万円までは贈与税がかからなくてすむことを知りました。...